自宅で集中するには【集中力を高める10の方法】
コロナの蔓延で「テレワーク」による勤務や、「在宅ワーク」をする人が増えた結果、みんなが『集中力』を必要と感じている。
なぜなら、今までは会社・カフェという自宅以外の場所に移動することによって、ある程度集中しやすい環境で仕事できたからだ。
今まで在宅勤務に慣れてない人が、いきなり自宅で集中できるのか?これは難しいだろう。また、カフェもほぼ使えなくなったので、コロナ以前からカフェで働くフリーランスや、ノマドワーカーにも自宅で集中する必要性が発生した。
そこで、集中力を上げるのに、カンタンですぐ出来る方法はあるのか?
その方法に関する本はたくさんあるが、あえて著名人がプッシュする本ではなく、Kindle Unlimitedでタタ同然で読める本著を紹介しよう。
1.筆者も集中力がなくて困っていた
筆者も自宅でライターの仕事をしているが、ついつい昼寝が長くなったり、海外ドラマを一気見したり等、みんながやりそうな失敗を経験している。
そのことに危機感を持って、自身の身の回りの環境を変えることで、「こうすれば集中できるんだ」と、自身に合った方法を見つけたのだ。
研究論文に基づいた、ある程度根拠のある方法を10個紹介しているので、どれか一つでも、今より集中できるようになったら、元を取ったと思えるだろう。
本著にもあるが、私たちは今まで集中する方法を知らなかっただけだ。よって、方法さえ分かってしまえば、今からでも挽回は可能だ。
2.本著を読んで私が実践していること
本著の10の方法の内、私が早速実践しようと思ったことを3つ紹介しよう。
①Spotifyで雨のBGMを流す
音の刺激ももちろん集中力を妨げるものです。隣の人の話し声、足音、車の通る音、時計の秒針の音…気にしていないとしても実はあなたの脳はそれにより集中力を削がれている可能性があります。
そんな時に使えるのが『雨の音』。川の音や海の音が好きならそれでもいいのですが、『雨の音』は段違いに集中力を高めてくれる代物。実際、雨の日に仕事、勉強が捗る経験をされたことはないでしょうか?
それは雨の音によって、普段だったら聞こえてくるはずの『集中力を阻害する雑音』が聞こえてこないからです。雑音というのは、自分で出しているわけではないので、その音をどうにかすることは諦めるしかありません。雑音を出しているものに対してイライラしても損するのはあなたですし、ここは自分ができる方法で対策しましょう。
(本著 Kindle版 No.124より)
これに基づいて、雨の音を無料で流してくれるアプリは何か、Spotifyだ。
このアプリのメリットは、無料版YouTubeとは違い、バックグラウンド再生に対応しているので、もしスマホでなんらかの作業が必要でも、再生したままで作業可能というところだ。
無料版Spotifyのデメリットは、シャッフル再生しかできないことだが、「雨の音」は順番通りに流れなくても気にならない。
この「雨の音」を流して、集中モードになるのだ。
②冷蔵庫に今日のタイムスケジュールを貼る
「とにかく頑張る」で人は動かない。「1時間ごとに何をするか」と大雑把でもいいので、タイムスケジュールを決めておけば、身体も時間を意識して動いてくれやすくなる。
そして、そのタイムスケジュールは目に付く場所に貼っておく。私の場合は冷蔵庫に貼った。
(ある日のタイムスケジュール かなり大雑把だ)
そして、タイムスケジュールを作る上で大切なことは3つ
- 詰めすぎない
- 娯楽の時間も設ける
- 実践して合うかどうか確認する
まず、計画にも”遊び“が必要だ。あまり細かく考えすぎると、計画を立てること自体が苦になってしまう。まずは大雑把に作ることから始めてみよう。
次に、計画を立てる時は、つい完璧な自分を目指そうとしがちだが、娯楽を一切しないというのは実際ストレスになる。「ゲームしたい」と思ったら、「ゲームしてはいけない」ではなく、「○時になったらゲームしてもいいんだ。」という考え方にしよう。
そして、何よりやってみないと、自分にしっくり来るかどうか分からない。集中力が何分続いたかを記録しつつ、毎日計画を見直すクセをつけてみよう。試行錯誤こそ大切だ。
③スマホの設定で、アプリの使用時間の制限をかける(iPhone版)
『薬も過ぎれば毒になる』。有益な情報を得るツールにもなったYouTubeやTwitterなども、見過ぎは禁物。程よい時間でやめられるよう、設定で時間制限を作ろう。
この機にやり方を紹介しよう。
ホーム画面
↓
設定
↓
スクリーンタイム(画像の赤矢印)
↓
「App使用時間の制限」 そしてON
↓
「制限を追加」
↓
アプリを選択して、右上の「次へ」
↓
時間を設定して完了!
これで制限時間が来たら、ロックがかかるようになる。もちろん、自分で外すことは簡単だが、「制限時間を超えました」という表示を見れば、はっと我に帰ることが出来るので、そこで集中力を取り戻すのだ。
以上3つを1週間試してみてるが、今じわじわと効果を実感している。案外やってみたら上手くいくものだ。
ちなみに、本著には書いてないが、「試してみたくてウズウズする」や「好奇心のスイッチが入る」ことも、集中力が上がる方法だと体感した。これらのことについては、また別の読書感想文で紹介しよう。